社畜という言葉はご存じですか?
社畜(しゃちく)とは、主に日本で、勤めている会社に飼い慣らされてしまい自分の意思と良心を放棄し奴隷(家畜)と化したサラリーマンの状態を揶揄したものである。「会社+家畜」から来た造語で、「会社人間」や「企業戦士」などよりも、給料泥棒の意味合いが強い。
英語圏では同様の概念として「wage slave」(賃金奴隷)が存在する。
出展 Wikipedia
更に追加すれば、こんな特徴もありますね。
こうなっちゃうと社畜として生きて行くことになります。
人によってはストレスで鬱病になったり、死んだ魚のような目をして擦り減ってゆくことになります。
10年続くと飼い殺されたいわゆる”冴えないオッサン”の出来上がりです。
この状態が良いか悪いかは個人の価値観ですが、私は会社に依存して肩身の狭い思いをして生きていくのは嫌です。
(それでも安定していた方が良いという意見があるのは理解しています。)
そうならない為にも、やっておいたほうが良いことがあります。
それは、”転職市場・人材市場において自分がいくらで売れるかを知っておくこと”です。
Contents
人材市場で自分がどのぐらいで売れるのかを常に把握していれば転職だって怖くない
自分の人材市場での価格を知ることは、意外と簡単です。
転職サイトに登録して、転職エージェントにあってみることです。
転職エージェントは人材の転売のプロですから、過去に似たようなキャリアの人がどんな選択肢を持っていたかを理解しています。
せっかくなので直接会って、意見をもらいましょう。
不幸にも売れない人材だったとしても、どうしたら売れる人材になるかアドバイスをもらいましょう。
単純に市況の問題かもしれませんし、改善可能な個人のスキル的な問題かもしれません。
思考停止して社畜になってしまう前に、現実を把握しておきましょう。
簡単でしょ?
実際に、私も入社3年目の頃に軽い気持ちで転職サイトに登録して、エージェントに面談してもらいました。
そこで意外と選択肢があることを初めて知ったのです。
今働いている会社以外にも生きる道があることを知ると不思議な事に、日々の仕事にも余裕が出てきました。
余裕が出てくると組織に対して変な遠慮がなくなり、軋轢を恐れず、本質的なことを積極的に発言できるようになりました。
その結果、仕事でのストレスが減り、伸び伸びと仕事が出来るようになったのです。
また、以前の会社の後輩から転職の相談を受けることもあるのですが、例外なく「とりあえずどこかの転職サイトに登録して自分の価値が今の人材市場においてどれ位あるかを把握しろ」とアドバイスをしています。
結果的に転職せずに残留を選択した場合でも「選択肢を理解した上で、あえて残留を選択できてよかった」と言われたこともあります。
定期的にキャリアの棚卸をして、未来のキャリアを考える時間を作ることは意外と大事です
転職サイトに登録したり、エージェントとの面談をセットすると履歴書や職務履歴書といったこれまでのキャリアを文章にして紙に落とす作業が発生します。面倒くさいことではあるのですが、得るものもあります。
これまでのキャリアを冷静に振り返り、反省し、足りないスキルや将来の方向性を整理することが出来るのです。
これって意外と重要で、定期的にやって記録に残しておかないとあっという間に時間は過ぎて忘れていきます。
日常に忙殺されることなく、積極的にこういう時間も作りましょう。
自分が良さそうだと思うサイトを複数見繕って登録してみよう
基本的に1つ登録すれば使いましが効きますので、複数サイトに登録することはそれほど苦にはなりません。
DODA
インテリジェンス系のサイトで業界2位らしいです。
私は登録したことはありません。
JAC
業界3位らしいです。ここも老舗ですね。
JACは以前の会社でも繋がりがあったので、懐かしいです。
当時は、外資系に強いと謳っていて、英語の面接もあり、英語力を独自にチェックするようなこともしていました。
今はどうなっているのか知りませんが、当時無名だった企業も業界3位にまで成長しているとは感慨深いです。
マイナビ
これも名前しか知りませんが、よく聞きます。
かつて投資先の企業の求人でこの企業の人にお願いしたことがあったっけ。
私が、ファンドやコンサルにいたこともあり、このあたりがメジャーでしたが、医薬業界に特化していたり、ネット業界に強かったりと特徴があるようですので、皆さんの業界に合いそうなサイトを選んで登録してみてください。
自分の評価を一日でも早く知って、社畜にならずに、積極的な生き方をしましょう!!
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