イギリスのEU離脱問題を見ているとガンダムの地球連邦政府なんて無理なことがよく分かる

こんにちは。
EU離脱問題は非常に示唆に富みます。
せっかくなので考えてみましょう。

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世界経済の政治的トリレンマのフレームワークでイギリス問題を読み解け!

イギリスがEUを離脱する理由は、主に移民問題と言われております。
世界経済の政治的トリレンマのフレームワークを使って考えるとわかりやすいですね。
下記の3つの内、2つを取ると自動的に残りの1つは取れなくなります。

1.『グローバル化(国際経済統合)』
2.『国家主権(国家の自立)』
3.『民主主義(個人の自由)』

◯グローバル化 ◯国家主権 ☓民主主義
中国です。個人の自由はありません。
近代国家としてどうかと思いますが、自立した国家がグローバル経済で経済成長をやってのけました。

◯グローバル化 ☓国家主権 ◯民主主義
今回のイギリスやEU加盟国です。国家の上位概念である組織が出てくるとそれに不満を持つ人が現れるのは当然ですね。

☓グローバル化 ◯国家主権 ◯民主主義
関税や規制がきつくて、外資系企業が入り込みにくい国でしょうか。
極論すると鎖国している国?江戸時代の日本??民主主義では無いから違うか。

で、イギリス問題を見ていると国家主権はやっぱり失いたくないようです。
自分の国の事は自分たちで意思決定したいのでしょう。
プライドの高いイギリスの官僚たちが、EUの官僚たちに偉そうにされるのも嫌だったのではないでしょうか。
EUの官僚って偉そうだし(想像だけど)

統合通貨ユーロは失敗

EUの失敗のもう1つに統合通貨ユーロの問題があると思います。
国家を超えて通貨を統合すると各国で金融政策が自由に打てなくなるという側面があります。
ギリシャだって、自国で通貨発行すれば債務問題は起きなかったわけで(インフレにはなりますが)、、、、
国家間で経済格差があるにも関わらずEUでしか金融政策が打てないのは痛いですね。
近い経済規模の国であればまだ制御出来たのでしょうが、ドイツとギリシャでは打つべき金融政策が違うに決まっていますし、スコットランドが新たにEUに加盟したとしても新通貨採用みたいな話がある時点で共通通貨のユーロなんて失敗だったと言っているようなものです。
確かに旅行者にとっては便利でしたが、そんなメリットは国家の金融政策の自由度に比べたらゴミみたいなものですね。

地球連邦政府なんて絶対に無理!

で、地球連邦政府。
これってEUの世界版ですよね。
ガンダムで通貨や関税には触れていませんが、地球連邦内では比較的自由度は高いのでしょうか。
そもそもガンダムの世界では国家という概念があまり出てきません。
ある意味ジオン公国が国家か。
宇宙に国家が出来たとしても地球連邦と戦うのではなく、アメリカvsジオン公国もしくは、アメリカ・イギリス連合軍vsジオン公国とかそういうレベルですよね。

逆に地球連邦の代表?大統領?って誰?
レビル将軍は軍人だから違うんですよね??
この辺りが不透明なので、勢いだけで国連を真似て地球連邦政府とか言っちゃったんでしょう。
当時は国連に地球連邦政府的な期待があったのかもしれません。
今となっては国連だって中国1国すら制御出来る気がしませんが。。。。
ヨーロッパの政治・経済の統合も出来ず、国連だってイマイチ強制力も持てずに燻っている状態を見ると地球連邦政府なんてもう無理なことがわかります。

ガンダムはよく出来たアニメですが、今となっては矛盾点もありますね。
しかし、私はガンダムを攻めているわけではありません。当時は誰もわからなかったから仕方ないのです。
そんなに簡単に予言の書なんてかけないのです。

↓トンデモ本達です。
こういう本が大して売れずに、レビューでも相手にされない様子を見ているとまだまだ日本も捨てたものではありません。
騙されずに自分の頭で物事を考えて生きていきましょう!


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