昨年、新しい革靴の購入をキッカケに↓こんな企画をはじめました。
5万円の靴の維持費がどれぐらいかかるかを実際に、履いた回数と磨いた回数とメンテにかかった費用のログをとって定量化しようという企画です。
さすがに1年だとまだまだ綺麗です。
前回のシミュレーションを更新した結果、結論は変わらず!
前回も書きましたが、ヒール交換までに履いた靴の回数が62回でした。
他の靴で、つま先を直すまでに購入後から2年程かかったこともあり、当時のシミュレーションをアップデートしてみようと思います。
その結果がこちら。
前提:
ヒール交換 1回/年
つま先交換 0.5回/年(2年に1回)
靴を磨く回数 6回/年
ソール交換 0.2回/年(5年に1回)
この前提だとこんな感じか。
まぁ、両方とも経済的には大差はありません。
だったら、履いていて気分が良い高い靴の方がよいと思うのですが、どうでしょうか??
これに関しては個人の価値観ですね。
いや、待て。そもそも安い靴のメンテナンスってそんなにするのか?
この「高い靴はお得」議論をする際に、異議を唱える方は、だいたいこんな事をおっしゃいます。
1万円のグッドイヤーウェルテッド製法の靴をローテーションで回せばもっともコスパが高い。だから高い靴は安くない!
はい。おっしゃる通りです。
1万円のグッドイヤーウェルト製法の靴を大切にメンテナンスして、ローテーションで回せばもっともコスパは良くなるのでしょう。
理論上は。
理論上はそうなるのですが、現実的には難しいでしょう。
難しい理由:
人はそこまで安いものを大切にメンテナンスしません。
私がそうでした。
靴が好きになる前は、ABCマートで2足セットを購入し、履きつぶしていました。
靴の汚れを落とすことはあっても、クリーム入れてワックス塗ってみたいなことはあまりやりませんでした。
これって私だけかと思ったのですが、そうではないようです。
少し高めの革靴でもない限り、基本、誰でもお手入れなんかしないんです。
敢えて「少しだけ高め」と書いたのは、数千円や1万ぽっちの革靴買っても、悲しいことにやる気起きないんです。本当はそんなんじゃダメなんですが、人って結構現金です。金かかってないと益々やろうとしません。
私が思っていたことと同じですね。
高い・安いはどうでもよくて、肝心なのは最後まで愛情をもって靴を大切に使えるかどうかなのです。経済性が高い靴・安い靴で大きく変わらないのであれば、大切に愛情をもって大切に使える高い靴を選びます。
私は、すべてのものを愛情を持って大切に使えるほど心は広くありませんでした。
それもあって、愛情を持って大切に使える靴を(ホントは高くないけど)多少高くても使おうと思います。
皆さんもどうせなら愛情を持って大切に使える靴を履きましょう!
靴に関する情報ミニサイト「俺達の革靴」も合わせてどうぞ
革靴に関する情報をまとめたミニサイトを作りました。
合わせてご覧ください。
シェアされると喜びます。
コメント
[…] […]