人を煽る系のブログはプロレスである

私はプロレス・格闘技が好きです。
プロレスが好きでなくてもこの本はオススメできます。

教養としてのプロレス (双葉新書)
プチ鹿島
双葉社
売り上げランキング: 34,478

イケダハヤト氏のブログはまさにプロレス

プロレスでの登場人物は極論してしまえば3つ。
「ヒール(悪役)」「ベビーフェイス(Good)」「観客」である。
ヒールがベビーフェイスを傷めつけ、観客が悲鳴を上げながら「もうやめて〜」と言う構成こそがもっとも分かりやすいプロレスです。
そして、そのプロレスの場を常にコントロールするのはヒールです。
ヒールが客を引かせたり、ベビーフェイスの見せ場を演出します。
ヒールは、ビジネスで言えばプロマネですし、サッカーで言えば司令塔です。
サッカー日本代表で言えば、本田・香川ですし、FCバルセロナで言えばシャビです。
そう、視野が広く全体が見えていないといけない。
ベビーフェイスは観客的には主役ですが、場を演出する側からするとヒールがコントロールしています。

イケダハヤト氏のブログでは、各役割は下記の通りです。

ベビーフェイス:サラリーマン・東京で消耗する人
ヒール:イケダハヤト
観客:脱サラする勇気がない読者・小心者の社畜読者

ヒールであるイケダハヤト氏が東京で消耗しているサラリーマンに対して「まだ社畜やってるの?」「まだそんな豚小屋みたいな所に住んでいるの?」「まだ満員電車で擦り減ってるの??」と傷めつけ、脱サラする勇気がない読者・小心者の社畜読者(観客)が「もうやめて〜」と悲鳴をあげる構造にしか見えません(笑)
観客は心がざわざわして、人によっては行動に移したり、心の中の野生が暴れだします。

そしてこのプロレスは、ベビーフェイスが絶対に勝てない(笑)
ヒールも勝ち続けるとカリスマになります。
90年代のプロレスで例えるなら、nWo時代にヒールになった蝶野が気づいたら人気者になったみたいな感じでしょうかね。

もうネットプロレス、活字プロレスにしか見えない。
上質なプロレスだ。

1985年のクラッシュ・ギャルズ (文春文庫)
柳澤 健
文藝春秋 (2014-03-07)
売り上げランキング: 69,216

80年代にクラッシュギャルズというコンビで一世を風靡したプロレスラーに関する本ですが、いかにヒールが楽しいかが描かれています。これを読んでヒールが場をコントロールしているということを理解しました。
勉強になりましたね。

スポンサーリンク

フォローする