事業再生に興味がある人は今こそ東芝に飛び込め!

東芝消滅
こんにちは、taikiです。
世間では、東芝問題が騒がれています。
そんな中、東芝が求人をしています。こちら。
この手の国民の関心を持たれる祭りは数年に1回おきますね。
事業再生に興味がある人はチャレンジしてみましょう。

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この仕事の内容はおそらくこんな感じ

■業務概要:
コーポレート、カンパニー、子会社、海外など、職種は経理分野で国内外のいろいろな部署での活躍を想定されております。具体的な配属先は、書類選考・面接の中で決定します。また、経理として決算業務をするわけではなく、管理会計・経営分析などの立場での活躍を想定しておりますので、経営的な視点で活躍して頂きます。将来的には管理職としてのご活躍を期待しています。

要はなんでも屋の経営企画ですね。
入社後1-3ヶ月の業務内容はこんな感じでしょう。

銀行対応


毎日、東芝の資金繰り表を見て真っ青になりながら、銀行が引き上げないように頭を下げて、銀行説明用資料作成することになるでしょう。もちろん毎日残業です。
にも拘らず銀行面談の際にはサンドバッグ状態です。偉そうにふんぞり返る銀行マンに毎日いびられます。
銀行にいびられすぎると業を煮やして、「では、法的整理ですね。御行がトリガーを引くなら仕方ないです。債権全部飛んで、原発技術は中国に売却ですね」と憂さ晴らしをするが、次の瞬間現実に戻るという無限サイクルが続きます。

銀行といっても金貸しです。本性が見えます。

再生計画作り


社内でリストラ案の練り直しを行ないつつ、銀行説明及びスポンサー提出用の事業計画を取りまとめることになります。
「現実的な計画」と「魅力的なチャレンジ計画」の間で揺れ動き、経営企画と事業部の間で3往復ぐらいしてまとめる事になるでしょう。
時間が足りないので、細かい数値は事業部に丸投げです。

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既に接触済みでしょうが、産業革新機構、パナソニック、日立、ソニー、三菱電機に水面下で接触して資金援助を依頼します。

また、ソフトバンク、楽天といったオーナーが鶴の一声で出してくれそうな臭いがする所にとりあえずアクセスします。更にKKRやアドバンテッジパートナーズといったPEファンドの提案書とウィットに富んだレターを目にすることになります。世間でかっこよく言われているPEファンドも「ここぞ!」という時には寝技を使ってきます。Cell Regzaに感銘を受けたとかそんな東芝の商品をいかに愛しているかといった心のこもった手紙が経営陣に送られることでしょう。
コテコテの日本型のザ・営業を使ってきます。
そしてゴールドマン・サックスやモルスタ等の投資銀行からもコンタクトがあるでしょう。

一通り東芝詣が終わった後に、可能性があるスポンサーには資料を開示して、DD対応をすることになります。
資料を用意したり、インタビューの準備をしたりと忙しく過ごしますが、「コイツらは本当に金を出すきあるのか?」という疑問が出てきます。
その疑問は、1ヶ月後ぐらいに意向表明書として「半導体を買い取ってやる!」という提案がたくさん集まる形で答えが示されます

弁護士事対応


万が一の事態を想定して、民事再生(もしくは会社更生法)に倒産系弁護士をスタンバイさせて、法的整理に突っ込んだ場合のシミュレーションを実施します。

民事再生と言うと物騒ですが、何が起こるかがわかってくると「うるさい銀行が吹っ飛び、スポンサーも入ってきやすくなるので、めちゃくちゃ魅力的じゃなか」と思うようになってきます。
これがマスコミに漏れると大変な事になりますので、限られた範囲内で行われます。
それでもリークされますがww

めちゃくちゃ大変だけど一過性の大変さであり、将来のキャリアの上で役に立つはず


これらをサポートしてくれる外部のコンサルや再生屋の皆さんと力を合わせて頑張ることになるでしょう。
おそらく5月の連休明けぐらいまではタクシー帰宅の日々です。
目が回るほど忙しいというか振り回される。
とにかく予定通りに物事やミーティングが進まず、「今から行くからメンバー集めて」的なことを銀行に言われててんやわんやです。

めちゃくちゃ大変ですが、東芝という会社のBSと事業ポートフォリをじっくりとみてどうするかを考える機会は貴重ですし、PLの改善もより現実的な実現可能性の高い施策を絞り込んで行うので、勉強になります。
資金繰りショートと隣合わせの中で会社経営を考えるのは、メンタル的にも良い訓練になります。
将来、経営のプロになりたいと思っている人は、事業再生は必ず経験しておけ!

結論:とても良い機会だからチャレンジしてみよう、、、ただし給料は高くない

この手の仕事は大変ですが、連日新聞にリークされるし、いちいちインパクトが大きく、得られる経験はとても大きいです。
事業再生をやりましたと言えるでしょうし、キャリアアップにもなります。
どうせ倒産したって死刑になるわけではありませんし、一生モノのネタになります。
給料は安いですが、そこは各自で判断してください。

コンサルや投資銀行、投資ファンドでの仕事に飽きて、「この仕事って役に立っているのかな?」と日々疑問を感じる方は良い機会ですよ。
また、事業会社で働いていて、将来独立したいとか何か違うことをしたいとか考えはあるけど行動できない人は、これをひとつのきっかけとして応募してみたらどうでしょうか。
チャレンジしてみてください。

DoDAからエントリー出来ますよ。
興味ある人はチャレンジしましょう。

ん?おまえがやれ?
私は、この手の仕事はもうやらん。

以上「事業再生に興味がある人は今こそ東芝に飛び込め!」でした。

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