新しいビジネスは誰の何を解決するかを具体的にイメージしよう

jty11117777 / Pixabay


こんにちは、taikiです。

先日、面白い質問が寄せられてきました。

研究室の先輩と徒歩5分圏内に住んでいるのですが、電車で15分くらいの場所で飲んだあと、その場から1時間くらいかけて家の近くまでよく歩いて帰ります。正直私はうんざりなのですが、先輩はダイエットになるからと食後(酒含む)のウォーキングが結構気に入っているようです。そこでお聞きしたいのですが、社会人の方でも食後の軽い運動として誰かと話しながら歩くのが好きな人って意外といると思いますか。もし一定数いるのならウォーキング環境をVRで再現すればビジネスチャンスじゃないかなーと思ったんですがどうでしょう。

回答:
私は食後に歩くのは好きです。素敵な女性とならもっと好きです。
歩くのが好きな人は意外といると思いますが、ダイエット的な要素を求めている人もいれば、町並みを見るのが好きな人もいるし、お店を見ながらショッピングメインで歩く人もいるので、ウォーキングと言う行為をもっと分析しましょう。
何を目的でウォーキングしている人をターゲットにして、その人達のどんな不満をVRを通じて解決するかを考えてみてください。

質問された方はまだ学生のようですが、このような着眼点を持って日常生活を送られるのはスバラシイ事ですね。
この着眼点をもう少しブレイクダウンしてみましょう。

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そのサービスは誰のどんな不満を解決するのか


新しい事業の最初の一歩は「そのサービスによって、誰のどんな不満を解決するのか」です。
日常的に自分がサービスを利用していて「こんな機能があったらしいなぁ」とか「このサービスをこう改善してくれるともっと利用するんだけどなぁ」と感じることありませんか?
何事も出発点はそこです。
誰かが抱いている不満を解決するから価値があって、お金が支払われるのです。

対象となるお客さんについて深く深く考える


今回の相談を具体例とすると、VR×ウォーキングという無限に広がる巨大なマーケットに見えます。
いかにも未来的な市場ですね。
マクロな視点で市場を捉えるのはもちろん必要ですが、具体的な利用者というミクロな視点もそれ以上に必要です。
今回の想定であれば、社会人の食後の軽い運動としてのウォーキングとの事ですが、最低でもお客さんの年齢層、目的、時間帯、ウォーキング時に感じる不満については、自分なりの考えを整理しましょう。

年齢層

  • 社会人?
  • 社会人でも20代の若手?それとも40代以上の中年?50代後半以上のシニア?男?女?

目的

  • 健康?肥満予防?
  • 痩せてかっこよくなってモテたい?
  • 誰かとの会話が好きで歩いてる(≒1人ではウォーキングしない?)
  • 知らない町を歩くのが好き?
  • ウォーキングよりも町の雑貨屋めぐりが目的?

時間帯

  • ランチの後?
  • 飲んだ後?
  • 出勤前?

ウォーキングしていて、不満に感じる事は何か?

  • 天候に左右されること?
  • 1人だとつまらないこと?
  • いつもなんとなく同じ町並みになって飽きちゃうこと?
  • それらの不満に対してVRで何を使うと解消できるのか

これらを一通り考えて、

世の中のウォーキングしている人達はこんな区分け(コンサル用語でいうセグメントってヤツですね)になっていてこんな不満を感じていて、ここにこんなサービスを提供すると価値があるかも!

と仮説を作りましょう。
外れても良いので自分なりの仮説を組み立ててください(ほとんど外れます)。

まずは、10人ぐらいに具体的にヒアリングしてみよう

ウォーキングと決めたら、実際にウォーキングしている顧客候補者にヒアリングしてみてください。
とりあえず10人目標にしましょう。
その人達がウォーキング環境、目的、時間帯・状況、不満にについてそれぞれどんな風に考えているかを分析してみてください。
自分が立てた仮説とのギャップを補って、世の中のウォーキングはこうなっている的な仮説をブラッシュアップしてください。
10人聞けばなんとなく見えてくるものがあると思います。
これを全くやらずに思い込みだけで走ってしまう人がいます。
とにかく聞きましょう。
あなたがスティーブ・ジョブズでなかったならば、お客さんの声を聞くというのは基本です。
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それでも失敗する

どんなにお客さんの話を聞こうが、いけると思っても、実際に始めると想定しない事がたくさん起こります。
集客なのかサービスなのかどこかはわかりませんが、計画通りになんて絶対にいきません。
大切なのでもう一回。
絶対に計画通りにいきません。

それでもめげずに仮説とサービスのブラッシュアップを続けて顧客が欲しいと思うものに合わせていってください。
これが完全に一致するまでは赤字が続き、不安な時期も続きますが、頑張りましょう。

起業に興味を持ったならこちらを入門編として読んでみましょう。
わかりやすくまとまっています。

以上、「新しいビジネスは誰の何を解決するかを具体的にイメージしよう」でした。

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