こんにちは、taikiです。
面白い記事がありました。
転職したことすらない経産省の官僚がフリーランスの働き方の普及を検討するという時点で滑稽である。まず自分がフリーランスになってからでしょwww
人手不足解消へ フリーランスの働き方の普及検討 | NHKニュース https://t.co/PgdcJfuL3X
— taiki (@datsusala_blog) 2016年11月17日
経済産業省がフリーランスを語ると言うのがなんとも滑稽です。
まずは経産省の官僚達がフリーランスの立場で働いてみませんか???
もしくは、そういう人を積極的に使って仕事をするとかね。
まずは自分でやってみないことには説得力が皆無
安全な守られた雇用契約がある人がフリーランスとか言っても誰もついてきません。
官僚の皆さんは、転職経験すらないじゃないですか。
官僚組織は、中途採用のカルチャーがほとんどないですし、なんかズレているんですよね。
ある経済評論家の話
経済評論家の上念司さんがよく言うのですが、
「日本が破綻する〜とか言っている経済評論家は、それで儲けてみろ」
と。ホントその通り。
破綻するんだったら、日本政府の破綻にかけるCDSに自分の財産を突っ込んでほしいものです。
「危ない金融商品は全部買う!!」という姿勢の上念さんの意見の方が、安全な所から偉そうな事を言っている人の意見よりも、(あたる・あたらない関係なく)耳を傾けたくなります。
迫力がありますよね。
ある偉大なコンサルタントの話
私のある先輩コンサルタントがかつて消費者金融のコンサル案件を担当したそうです。
その際に、実際に消費者金融でお金を借りてみて、返済しないとどのような取り立てが来るかを体験すべく、返済しないで待ってみて、消費者金融ビジネスの本質を体感したとの事。
このマインドこそコンサルタントの鏡ですね。
自分をその立場に置いて、身を切れるかどうかで説得力は大きく異なります。
官僚の皆さんが消費者金融の担当になったとしても(消費者金融だったら管轄は金融庁か、、、)絶対に身銭を切って金借りて回収に来る人を直接見てみるなんて芸当は出来ないでしょうね。
結論:経産省がフリーランスと言っても世の中はなんにも変わらない
役所が偉そうに自分がやったことない事を想像して色々やってみた所で、迫力がありません。
ラップバトルで言えば、
「リアルを知らねえから言葉の重みが足りねえ」
このプロジェクト終了後、担当者の官僚が全員退職してフリーランスとして3年活動して、また集合するぐらいのインパクトが欲しいです。
中の人に知っている人がいそうなのでマイルドになりましたが、以上、「フリーランスの対極にいる公務員によるフリーランスの推進?」でした。